★永池のお米
「永池」地区は、伊佐盆地を囲む南側の山の中腹にある集落です。永池地区の飲料水は、昔から地域の奥深い山の湧水を利用しています。その昔、その水を利用する湯治場があり、多くの人たちが健康回復に利用してきました。お米の味はなんと言っても「水」の善し悪しにあると言われます。永池のお米はミネラルたっぷりの冷涼で清らかな湧水を直接水田に引き栽培されます。人もお米も健康に育てる永池の「水」がおいしいお米の原点です。
またお米の味の要因に気候がありますが、永池地区の秋は、昼夜の気温差が激しくその気温差がお米をおいしく育てます。 田植えの頃になると、源氏ボタルの光が昼のように川面を照らし、空には満点の星が輝きます。
★星空コンテストで過去2回日本一になりました。
そんな大自然いっぱいの地域でとれたお米です。伊佐米はおいしいお米として昔から知られていますが、中でも「永池地区」は伊佐地域の人たちが認めるおいしい伊佐米の産地です。
産地として、自信と誇りを持つ意味で商品名を「伊佐米 永池」としています。
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★安心・安全への取組
国が推奨するエコファマー認証(環境にやさしい農産物を生産する農家)を取得し、消費者及び自分たちの食べる米の安全を追求し、責任と自信を持って生産に取り組んでいます。
「伊佐米永池」の栽培基準は、農薬については慣行栽培の半分以下で使用し、化学肥料は一切使用せず、家畜堆肥だけで栽培し、自然と共生できる環境の保持に努めています。(病害虫の発生が深刻な場合は、秋に1回だけ多く農薬を使用することがあります。)
植え付けから収穫まで、栽培記録を記帳し、いつでも消費者に情報提供できるように組合で管理されています。これからも更なる安心・安全を追求し栽培技術の向上を目指していきます。収穫されたお米は、組合の大型保冷庫により貯蔵され、一年を通じ統一された味で出荷できるように管理されています。
また、鹿児島県の機関がきびしい審査により認証する「かごしまの農林水産物認証」を取得しています。
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★おいしさの証明
九州米サミット(熊本県山鹿市開催、米の食味コンテスト)特別栽培米部門において、
- 平成16年度 審査員特別賞
- 平成17年度 最優秀賞(九州一)
- 平成20年度 最優秀賞(九州一)
を受賞し、食味においての評価を得ています。
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★無洗米加工
「伊佐米 永池」は無洗米加工を行っています。加工については、精米過程において空気圧により余分な「ぬか」を吹き飛ばす方法で加工します。調理時に軽く一回すすぐだけで、炊くことができます。
当組合の空気圧による無洗米加工は、水処理による加工方法と比較し、お米本来の食味を失いません。また、加工過程においても家庭においてもとぎ汁等の汚濁水が少なく、環境にとてもやさしいお米といえます。無洗米の特徴は、水道水の節約、調理の手間が省けるなど経済的です。
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